☆人間はどこからきたか/原始の海・恐竜の支配(2巻セット)
サイズ・表紙/重量:A4広・H/1070
状態:中
著者/編集:ドゥニス・プラーシュ/小林陽子
発行所:評論社
出版年:1986
在庫:在庫僅少
- 価格:
- ¥1,500
【本の紹介】
1(原始の海):原始の海の大民族三葉虫、陸の魚ユーステノプテロン、最初の両生類イクチオステガ、海の殺し屋モササウルス
2(恐竜の支配):史上最強ティラノサウルス、最大の角竜トリケラトプス、巨大草食恐竜ディプロドニクス、恐ろしい爪デイノニクス
【店主の感想】
原始の海:
本編は主に地球進化の歴史を想像画としての豊富なイラストとその説明で紹介しています。小学校高学年であれば理解できる易しさです。そして巻末近くにその歴史を証明してきた人たちの資料が並ぶのが本書の特徴的なところです。発掘の様子や化石の写真はあまり見たことのカットで大人の鑑賞にも十分耐えます。想像の出典を明らかにする姿勢は大事だと考えます。巻末の「海洋新聞」でのサイドストーリーコラムも面白く書かれています
恐竜の支配:
本編は恐竜の暮らしや想像されている恐竜同士の闘いのシーンのイラストで子どもが喜ぶ配慮があります。そして巻末近くで発掘現場などの写真を取り上げ、年月と労力をかけた考古学者たちの熱意を伝えようとしています。巻末の「恐竜新聞」でのトピックスは映画や切手の話にも及び、硬軟織り交ぜて飽きさせずバラエティ感溢れるに仕上がりになっています