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☆髙木春山/本草図説・植物、水産(2巻セット)

P01008

☆髙木春山/本草図説・植物、水産(2巻セット)

サイズ・表紙/重量:B4変・H/1540
状態:中上
著者/編集:高木春山/
発行所:リブロポート
出版年:1988
在庫:売り切れ
価格:
¥2,800

【本の紹介】
(植物)・18世紀は日本の本草額の最盛期で天保時代に197巻が残された。高木春山は各地で広く動植物の写生に励んだ
(水産)江戸時代に世界でも群を抜く数のすばらしい水産物の彩色図譜が製作されたのは黒潮暖流で多様な生物が棲むためで春山は注目が重要としていた。監修:荒俣宏


     
     

          

【店主の感想】
植物:
江戸時代に編纂された本書は言葉はまだなくても図鑑という目的で描画・編集されたと思われます。見事な細密画と彩色で美術的にも珍重されたでしょう。しかも本を複製するのが簡単ではない当時はいわゆる刊行ではなく一部から始まったはずです。現代になりよく当時の色に近づけて印刷で再現したと感心します。図鑑を目指した絵図は区別の必要性から精緻になって行き、それは西洋のボタニカルアートとほぼ同一方向ではないでしょうか。その草分け的図説だと思います
水産:
同じ目的の水産物編です。同一の画家が植物と水の生物を描くのは東洋的ということなのでしょうか。魚の色やほかにアシカやアザラシなど捕えたのでもないだろうものをよく図に描き、彩色した著者の博物的視野に感心するばかりです。その中でも他書に見ないものとしてカッパという架空であるはずの生き物の項目があり、日本民族独自の生物へ向き合うスタンスが江戸時代には生まれていたことを強く印象付ける一冊です

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