明治の西洋館Ⅰ
サイズ・表紙/重量:A4短・H/630
状態:上
著者/編集:鈴木喜一、佐奈芳勇/富樫譲
図版/装丁・デザイン:さとうつねお
発行所:毎日新聞社
出版年:不明
在庫:在庫僅少
- 価格:
- ¥1,700
【本の紹介】
グラバー邸、呉鎮守府、岩崎家高輪別邸、有栖川宮別邸、三笠ホテル、東京瓦斯本郷営業所、大浦天主堂、函館ハリスト正教会復活聖堂ほか
【店主の感想】
著者がこの本で最初に書き出しているのは東京の護国寺に眠る「西洋建築の大恩人」ジョサイア・コンドルの墓石の碑文です。「LIFE’S WORK WELL DONE LOVING AND TRUE」。これを「良く成し遂げられた一生、愛をこめて、ほんとうに」と訳しています。著者は続けて「大騒ぎの中から始まった明治という時代と西洋建築への旅」がここから始まったとしています。イギリス人の建築家コンドルは24歳で来日し日本人女性を愛し結婚し、日本に骨を埋めました。それをいつくしむ旅に出る一冊です