上方落語名鑑
サイズ・表紙/重量:A5・S/350
状態:中単
著者/編集:やまだよりこ/天満天神繫昌亭、上方落語協会
発行所:出版文化社
出版年:2006
在庫:在庫僅少
- 価格:
- ¥1,400
【本の紹介】
桂米朝・桂春団治・笑福亭・桂文枝・露の・林家一門、物故者名鑑、上方噺厳選180本、上方落語とともに60年
【店主の感想】
落語は関東も上方(関西)も江戸期になって始まったとされています。言葉のニュアンスや芸風の違いから上方落語は江戸であまり受け入れられず独自の世界を築きましたが、古典落語の題目としては上方の咄が江戸に移植されたものの方がその逆より多いそうです。この名鑑はあまり全国的でなかった上方の落語家をプロフィール写真入りで取り上げ、演芸ジャーナリストである著者が紹介文と経歴を付けていてとてもわかりやすい芸人図鑑です。江戸の落語協会でもこのような本があれば良いと思いますが、芸の評価は客観的には難しいし、規模も大きいことから難しいのかもしれません