世田谷のちんちん電車/玉電今昔
サイズ・表紙/重量:B5・H/660
状態:中単
著者/編集:林順信/
発行所:大正出版
出版年:1984
在庫:在庫僅少
- 価格:
- ¥1,800
【本の紹介】
渋谷川のほとりから坂を越え世田谷の野や林を縫い玉川の清流に影を落とした玉川電車60余年を写真で残す
【店主の感想】
「玉電」は東京南西部の主に目黒区と世田谷区を走っていた路面電車です。全国的知名度は低いですが、昭和の高度経済成長期に玉電の走っていた国道246号の上に首都高速道路が建設され、郊外からの輸送力を増強するために地下を走る東急田園都市線が掘られました。そしてその役割を終えてゆく路面電車の運命が激変する様子が写真で鮮やかに記録されています。特に廃線前後に何か所も同じ地点で撮影し比較するのは大きな労力が必要な作業です。高度成長期の東京の一つの断面の貴重な記録です