ツバメの街
サイズ・表紙/重量:B5 ・H/400
状態:中上
著者/編集:川原美枝子、須川恒/
図版/装丁・デザイン:磯野宏夫/川畑博昭ほか
発行所:フレーベル館
出版年:1998
在庫:在庫僅少
- 価格:
- ¥800
【本の紹介】
街の温もりがツバメの子育てを助ける。ウロコ模様の巣、ツバメの家庭訪問、古都のすみごこち、理想の家は米屋と酒屋
【店主の感想】
京都を舞台にしたツバメの観察記録です。東京の都心からツバメはほんとんどいなくなってしまいましたが、京都にはこの本の出版当時には多くのツバメが巣を作って子育てをしていました。ツバメがなぜ街を好んで子育てをするのか、その一つの理由は天敵のヘビや小動物たちを人間が見守っているからと言われています。ですので米屋や酒屋のような人の出入りの多い家の方が人気だと言われています。子どもにもわかるやさしい語り口で観察した事実が冷静に文章にまとめられている優れた児童向けの自然観察案内書です